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カーボン・オフセットについて
自分の温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます。
カーボン・オフセットって何?
カーボン・オフセットとは、自分の温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することを言います。
- 環境省 カーボン・オフセットの定義
市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいいます。
私たちの身の回りで起こっている地球温暖化
地球の温暖化が進んでいます
地球は太陽から熱を受けて温まり、同時に宇宙へ熱を出して自らを冷やしています。大気中にある「温室効果ガス」は地面が出す熱を吸収し、再び地面に向かって放射することでほどよく地面を温めています。これが「温室効果」です。ところが現在、人間の活動が活発になり、「化石燃料」を燃やして温室効果ガスを大気中に大量に排出しているため、「温室効果」が強まっているのです。つまり、多くの熱が地表面を温め、気温が上がっています。これが「地球温暖化」です。
地球温暖化による影響
地球温暖化の影響は、私たちの身近なところにも現れてきます。
【日本への影響】
・暑い日が増え、寒い日が減っている<現状>
・大雨の増加傾向にある<現状>
・異常気象(真夏日、大雨)の増加<予測>
・コメの収量の低下(27.5~63%の減少)<予測>
・ブナ林の分布適地の消失(3.6℃上昇でブナ林が約90%の減少)<予測>
参照:
「IPCC第4次評価報告書 第2作業部会報告書 概要(公式版)」(環境省2007年5月)
「STOP the 温暖化 2008」(環境省)
地球温暖化を止めるためには
地球温暖化を止めるためには、人間の社会経済活動に伴って排出される二酸化炭素などの温室効果ガスと、自然界が吸収する温室効果ガスを均衡させる必要があります。そのためには世界全体の温室効果ガスの排出量を現在と比べて半減させないといけません。これからは化石燃料に頼らない社会を作っていく必要があります。私たち一人一人もその責任を負っています。
温室効果ガスの排出
日常生活での温室効果ガスの排出
電気やガスを使ったり、移動のために飛行機や自動車に乗ったり、これらは私たちの生活に欠かせないもので非常に便利なものですが、こうした日常生活からも温室効果ガスは出ているのです。また、オフィスで使う電子機器や工場で製品を製造する際にも温室効果ガスは出ています。
私たちにできること
自分の排出量を知り、減らす努力をすること
まずは自分が排出している二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を知ることが重要です。その上で、こまめに電気を消したり、自家用車を利用する代わりに公共交通機関を利用したり、飛行機の代わりに電車を使ったり、まずは身近な排出削減に取り組むことが地球温暖化対策の第一歩です。
カーボン・オフセット
どんなに頑張って削減努力をしても、どうしても二酸化炭素などの温室効果ガスは排出されてしまいます。こうしたどうしても排出されてしまう温室効果ガスを、別の場所での削減・吸収活動に資金を提供することで埋め合わせようというのがカーボン・オフセットの考え方です。
カーボン・オフセットをするときに気をつけるべきこと
- オフセットをする前に、ちゃんと排出削減努力を行っていますか?またはその商品・サービスは他のものと比べて排出量が少ない商品・サービスですか?例えば過剰包装がされていないものを選ぶことや自分が住んでいるところから近いところで作られた商品・サービスを選ぶことも排出削減に貢献します。
- オフセット商品の場合、他の場所で行われた排出削減・吸収は確実になされたものですか?環境省では、課題別ワークショップ等を通じて、排出削減・吸収の確実性を担保するための基準作りを行っています。
カーボン・オフセットの未来
近い将来の姿
近い将来、旅行をするときにはカーボン・オフセットが当たり前になっていたり、スーパーに並ぶ食品や家電量販店に並ぶ商品がカーボン・オフセットされていたりするようになるかもしれません。できるだけ二酸化炭素の排出が少ない移動の方法や、商品・サービスが選ばれ、そして残った排出量はオフセットされる。自分の排出に対して責任を持つ社会が来ることになるでしょう。
















